ムーチーと、その食べ方。
先週の土曜日は「カーサムーチー」の日。
*ムーチー(餅、鬼餅)は、沖縄県で一般に食される菓子の一種。餅粉をこね、白糖や黒糖で味付けを行い、
月桃の葉で巻き、蒸して作る。
旧暦の12月8日(グレゴリオ暦では1月)には健康・長寿の祈願のため縁起物として食される
「餅」の沖縄方言が「ムーチー」である。月桃の葉で巻くことから、「カーサ(葉)ムーチー」と呼ばれることもある。
「鬼餅」の由来は沖縄本島の民話による。昔、首里(現在の那覇市首里)から大里に移り住んだ男が
夜な夜な鬼になって人畜を襲うことから、その男の妹が憂いて、鉄釘入りのムーチー(鉄の塊とする場合もある)を兄に食べさせ、弱ったところを海に蹴り落として殺した。
このように、鬼退治にムーチーが使われたことからと「鬼餅」と呼ばれることとなった。
なお、その日が旧暦12月8日であったことから、
その日は健康・長寿を祈願してムーチー(釘は入っていないもの)を食べる慣わしとなった。
台湾語でmôa-chî(モワチー)と呼ぶ。
=Wikipediaより抜粋=
ワタシの実家でも両親が子や孫達・家族の健康祈願を思いながら手作りしています。(毎年恒例)
自宅の庭や、畑の脇に自生しているサンニン(月桃)をキレイに洗い
一度湯洗いして柔らかくし、水気を切った葉に、捏ねて色をつけた甘い餅を小判型に丸め置き
左右上下と、葉で包み、ビニール紐で結んでから、蒸し器で蒸して冷ますと完成☆
ざっくりとですが、作る工程はそんな感じ(^_^;)
大きな蒸し器で家の中でも外でも両方フル活動して作成。
作ってすぐにムーチーは柔らか過ぎるため、少し食べにくいですが、それはそれでおいしく♪
作った翌日~くらいから食べやすい固さになってきます。
そのまま葉から外して食べるのもおいしいのですが、ワタシは小さいころから
少し日が経って固くなったムーチーを、フライパンにサラダ油少々で、表面をカリカリに焼いて
フタをして若干の蒸し焼きで中はむっちりで食べる食べ方が好きです♥”
固くなってから、包丁で食べやすい大きさに切って、油でカラと揚げて食べるのもまたおいしい♥”
実家の両親は昔よく(今でも時々するみたいだけど・・・)
固くなったムーチーのカーサ(葉っぱ)をむいて、炊飯ジャーの保温の時にごはんの上に
ムーチーを置き、庫内の蒸気で蒸し、柔らかく戻して食べる食べ方をしてましたが・・・
それをやると、炊飯器の中は残りのごはんもものすごい「サンニンかじゃー」(月桃の葉の強烈なニオイ)で
食べられたもんじゃなく。。。それが嫌で嫌でよく文句を言ったものでした。(幼いころの話。)
今年も、無病息災、みんなが元気で過ごせますように♥
二男こちゅけによるムーチー食べ方指南。
*ケイタイにて撮影した為、手ぶれなどで見えにくい場面等ございますが。。。(^_^;)ご容赦ください。
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